堕落論

6年くらい前、旦那氏と色々あってダメダメだった時に友達に一部分を紹介してもらった

坂口安吾の「堕落論」を一部読んでみた

 

(旦那氏私物)

 

「他人の処女でなしに自分自身の処女を刺殺し、自分自身の武士道、自分自身の天皇をあみだすためには、人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。

 

(中略)

 

堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない」

 

 

 

とのことでして

だいぶかいつまんだが

 

腸炎をやらかしてからこっち

というか 仕事始めてから

もっと前か

最後の実習中からこっち

 

自分自身の堕落に勝てていないのである

 

 

今回はコロナワクチン2回目接種翌々日、微妙に体調が良くなくて休んだ。

実習中や仕事始めてからもちょいちょい休んでいた

実習中は特に休んでいいギリギリを攻めていた

 

ハッキリ言ってこんなに休んでいる人はいない

 

バイザーにパワハラされたわけでなく

課題だってそんなにキツくない世代だった

レポートも書かなくてよかった

ちゃんと夜も眠れる時間はあった

評価実習がマジで眠れる時間も無いわバイザーもキツいわでギリギリ2週間終わったあの時からしたら楽すぎる環境だった

 

にも関わらず休みまくってた

 

実習には「行けば終わる」という金言があって

それはギリギリまで追い込まなくても行ってれば良いんだよ という

頑張りすぎてしまう学生を救うための金言であって

私みたいな努力をしない したくない学生の為ではなかったのである

 

堕落に勝てなかった私は

実習という 強制的に行かされる(と言ってもこの道を目指すためには必須なものだとはわかっているが)ものがどうにもしんどくて

休みまくってた

 

学生時代のバイトから思い出すと

大衆食堂

クリニック

老健

実習に行くまでの三年間で3回バイトを変えてる

この時点で本当にどうかと思う(大衆食堂に入るまでに一瞬働いてたデイサービスもあったけど、昼休憩がなかったから本当に一瞬で辞めた)

 

理由は色々だけど

「あ、もうここに自分がいる意味ないなあ」って思うことが多かった気がする

自分の価値が無いな いる意味ないな 必要じゃないな って思ったりすると

なんだかなという

継続して頑張る意味??とは???っていうのがすぐに揺らぐ

=そもそもそこでやりたいことがあんまり無い

から帰属している

 

 

 

 

私が一番元気で働いていた時

そして一年働いて、一回も休まなかった時は

奄美で働いてた時だ

割と激務 人手足りない=自分のいる意味やウェイトが多い 役割がある

(※ただしブラックである)

 

これはなんとも良いとも悪いとも言い難いけど

そういう、「自分がいないとダメだ」って部分がある

&

自分がその場でやりたいことがある

(当時は奄美に居たかった)

 

っていうものがあった方が

良いのではないか

 

奄美に行った時は予期せずそんな場所で働けたけど

 

 

 

てんしょくはする予定なので

その時はこれを思っていたい。

 

堕落に勝てないので

人間はそんなもんらしいので

正しく落ちきらないといけないらしいので

私の堕ちるとは?

 

とどのつまり 今のところは

「仕事を辞める」ことであるし

辞めるために収集つけること

辞めるなりに 立つ鳥跡を濁さずを

やることではないかと思う

 

ナシつけて ってやつですけど。

 

 

 

きっと定期的に堕ちなければ 生きていけないのかもしれない 私というものは

人間というものは?

多分。

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